2018年3月26日月曜日

ジャカゴンクリート!

自然素材、人間の手技などに興味を持ち走りまくってる友人・林剛平が、
竹工芸の人間国宝の勝城蒼鳳さんに学びに行って作ってもらった蛇籠。
(蛇籠は、この中に石を入れ川の流れを変えたりするのに使うモノ、)
その内側に農業用のビニールを仕込み、ぶら下げ、コンクリートを打設した。
膨らむコンクリートをシッカリと受け止める美しい蛇籠を見ながら、
気を高め作業した。
作業終え、タロウと花見!
上手くいったねーーー!!!

2018年3月8日木曜日

本が出る。
僕は本を読めない人なので、文章もま〜書けない。
ここ数年、ツイッターとブログが良い稽古にはなってるけど、読まない人間は言葉のボキャブラリーが兎に角少ない、長い文章を構成していく脳も無い。
だからキホン、しゃべり続けただけ。
ライターの萱原さんは飽きもせず聞き続けてくれたし、夏の高山建築学校にも参加してくれた。
四年くらいかかったのかなぁ、編集の柴山さんは、一冊の本にこんなに時間がかかるのは初めてですよと、苦笑いしてた。
遅くなる原因は、岡のチェックの出来無さ、
自分が喋ったモノを読み易く萱原さんがまとめてくれただけなのに、原稿を読めない、何時間も何時間もかけ、何度も何度も読んで少し意味が解ってくる、、そして「こういう事じゃ無いんです、、」とブツブツブツブツ、どう言って良いのか分からないモドカシイ自分の気持ちを又喋る。萱原さんが修正してくれる、、それを読んで又ブツブツ修正をお願いするの繰り返し、。
ダメだ〜無理〜、何度も諦めかけた。
でも柴山さん明るいし、。

タイトル「バベる!」は途中まで却下され続けてたんだけど、
ある時、なんだかシックリいったんです。イケる!って。

で、数日前「バベる」は若者言葉にあるらしいと小耳に挟み調べてみた。

【うまくコミュニケーションがとれずに言葉が通じないこと。
会話が成立しないこと。話がかみ合わないこと。】

ふむ。

筑摩書房から4/17発売、2200円+税。

よろしくお願いいたし鱒。

2018年1月17日水曜日

「セカイ、WORLD, 世界」

2016年、忘年会「晦日い」に新井英樹さんがやって来てくれた。
僕は再開発のことでグチャグチャだったので、呑みまくりの荒れまくりだった、(まるで記憶に無いが流血もしていた)
心配してくれた新井さんは元旦にはメールをくれ「岡さん!本出しましょう!」と、動き出してくれた。

それから一年、
新井英樹さんの短編集「セカイ、WORLD,  世界」が発売された。
表紙は、四年前の大雪の日の蟻鱒鳶ル、新井さんの気持ちがうれしすぎる。
でも、その姿は今現在の蟻鱒鳶ルとほとんど変わらない。
四年間ほとんど作業は進んでいない苦しい現実、
蟻鱒鳶ルは着工十二年を経たわけだが、八年以降の四年間はなかなか進まない。
石山修武さんの予言通り胃に穴が開きかけた。
でも、この四年間で、たくさんの素晴らしい事が起きた。
それは、蟻鱒鳶ルを作り切る為に必要な思考のキッカケを与え続けてくれている。
この苦しい時間が僕を大きく成長させてくれている、夢のようだ。

数ヶ月前に新井さんから連絡があり「マンガ以降の三年間を簡潔に文章にまとめて下さい」と。

その文章。
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2015年「せかい!!」が出た頃には再開発側との話し合いも進んできて「潰させてくれ」から「曳家をして残す」という計画にハッキリと軸足を移してきた頃だったと思います。
その後、順調にコトは進んでると思っていたのですが、2016年11月、再開発側との決定的なズレがある事が判り、僕は話し合いの場で怒り、声を荒げ、席を立ちました。
その夜「だまされていたのか!このままじゃお金が尽きて、潰されてしまう!!」恐怖と不安で眠れず考え続けました、朝方やっと「蟻鱒鳶ルを売る事で資金難を突破しよう」と腹を決め眠りに落ちました。
何年かけてでも世界中にアピールし、蟻鱒鳶ルを二百年残すという事に価値を見出してくれる希なパトロンを探す!
そう決めたものの、交流を深めてきたつもりだった人たちにまるで思い通じていなかった絶望感、今後更に無理難題を押し付けられるんじゃないかという不安とで眠れない日が続き、胃薬の量が増えていきました。
それでも話し合いは続けたし、曳家の為に必要なコンクリートを削る作業も続けました。
削り作業はとても辛く、激しい振動で身体の芯が痛めつけられ、腰が痛くグッスリ眠ることも出来ず、自分が作った物を自分で壊している精神的なダメージでまともに歩けなくなっていました。
友人たちには「急に老け過ぎだぞ」と心配されていました。

その頃、蟻鱒鳶ルはローマとロンドンで展示されていて招待状が届きました。
両展覧会共に 蟻鱒鳶ルの展示面積はとても広く、「せかい!!」はローマでは全ページ、ロンドンでは巨大に拡大されドドーンと壁面を埋めていて、多くの人が熱心に見てくれていました。世界に通じる!その事をハッキリと知りとても勇気を得ました。
夏、その展覧会は東京にきました。オープニングセレモニーが終わったあと、数十人の建築家たちと呑みに行ったんだけど、再開発の事を聞かれはじめ、僕はひどく落ち込み酔いつぶれ最後はアホみたいに踊っていたらしい。
後日その事を美術館の人に「楽しい会を台無しにしちゃいました、スミマセン」と謝ると
「いえ、あの場にいた皆さん岡さんの今置かれている辛い立場はわかってらっしゃいます、皆さん『岡ガンバレ!』という顔で見てましたよ」と言ってくれ、うれしかった。
そのあと、改めて蟻鱒鳶ルの展示を観ると、コーナーのはじめにこう書いてありました。
「……ちょっと立ち止まって「家とは何か?」を真摯に考えれば回答の一つに「本来自分で建てるもの」が出てくるということです。そしてもしそれを今の日本社会において実践したらそれは必然的に家をとりまく既存のシステム、つまり市場主義(産業)や法体系や行政に対する抵抗の形をとるということでもあります。その行為は巨大なシステムに対するちっぽけな個人の闘いとなります……」
、、、、書いてある、、
賢い人たちはフツーに知ってたのか、、、、
オレってバカだな〜、おかしくって、肩の荷がスッと消え明るい気持ちになりました。
キチンと考えがまとまって蟻鱒鳶ルを作りはじめた訳じゃないんです。
不安で混乱する脳ミソと格闘しながらここまでやってきました。
作りはじめて12年、ようやく「何の為に作っているのか」言葉が編めてきた感じです。

子供の頃、ブリューゲルの「バベルの塔」に魅入った、絵から溢れ出し突き抜けようとする(建築をつくる悦び)にワクワクしたんです。でも、神はその悦びを理解せず、神への挑戦とみなし言葉をバラバラにしバベルの塔の建設を潰してしまう。
神と代わった現代の「巨大なシステム」は、ここ数十年で世界中を溢れるほどの(モノ)で埋め尽くし「モノをつくる悦び」を奪ってしまった。
人々は、何もつくる必要の無い消費者様に成り下がりスマホだけをさわってる。

それじゃダメだ!「モノをつくる悦び」が猿を人間にした!

ワクワクドキドキとモノをつくり、悦びエンジンを回すんだ!

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2018年1月5日金曜日

2018あけましておめでとうござい鱒!!

2018年、蟻鱒鳶ルにとって、とても重要な年になると思います。
正月のドタバタが過ぎ、やっとゆっくり出来る感じになったので今年の事を考え出したら、ほとんど眠れず寝つけたのは朝でした。
大きいのは
1,アメリカの大学に(いろいろやって)とよばれている、、
2,岡本太郎賞落選にもめげず、次の公募を狙い出した、、
もー、妄想もりもり、脳ミソギンギンです、。

あと、重要な本も二つ出ます。

もうすぐ、1/12に新井英樹さんの「セカイ、WORLD, 世界」発売!
*「せかい!!岡啓輔の200年」とその後のことが載っています。

春 になったら
ここ数年ずっと取り組んでいた本「バベる!」も出ます。
ホントありがたい事です。

年末に「蟻鱒鳶ル小」をインターネットのBASEで売るのもはじめました。
ipadで撮った写真があまりパッとしないけど、
どれもなかなかの存在感です、どうぞよろしくお願いします。

再開発のことはキツイです。
先は見えません、
でも、こんな感じで、明るいコト混ぜ込みながら進んでいきます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げ鱒!!