2014年2月4日火曜日

船小屋

船小屋。中1の終わりまで暮らしていた街。
温泉街で、僕がいた頃まではそこそこに盛り上がっていたけど、あっという間にサビれ、もうほとんどの旅館が潰れてしまった。
子供の頃、夏になれば矢部川で毎日のように泳いでいたし、楠の森を一人で散歩するのも好きだった。

僕はこの土地を有明高専の卒業設計の場所に選び、誰でもがそれぞれの悦びを満たす場所にしようと、スポーツ施設や美術館などを計画し、褒められ、全国で展示されたりもした。

船小屋は今、大きく変わろうとしている。
無人駅は新幹線の駅となり、友人達の家や田んぼや畑は全てなくなり巨大な公園になり、多くの人がスポーツを楽しんでいた。
隈研吾氏設計による、九州芸文館なる施設も完成していた。(下の写真)

僕の卒業設計と同じようなコンセプト。
ただ規模は数十倍に拡大している。
工事はまだまだ続くようだ。
多くの人に親しまれ意味のある場所になって欲しい。
そもそも、何にもなくても沢山の人達の大切な大切な場所だったんだ。
頑張ってくれよ。

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